かめぱんカフェ
パンはすべて機械じゃなくて人の手でつくる。
街のつながりを生む場「かめぱんカフェ」
NEW OPEN
立花店・向島店の2店舗を展開、地元に愛され墨田区のパン屋といえば名が上がる人気店。
2023年1月13日に3店舗目のかめぱんカフェをオープン。1952年創業の町のパン屋、3代目社長佐伯さんにお話を伺いました。
―― ここの物件に決めた理由は何だったのでしょうか。
かめぱん向島店の目の前にあって、ずっと空いていたので気になってました。
ずっと空いていたというか、前は印刷工場だったんですけど、ある時からずっと閉めていたんですよね。
たまたまうちのスタッフに地元の人がいて、その人に話をしてちょっと聞いてみてくれない?と言ったのが2年くらい前。その後、話がひとり歩きして、お隣さんが聞いてみるよと言ってくれたのが去年。少しずつ進んでいったわけです。
実際のところ、飲食店に貸すつもりはなかったということがわかりました。でもかめぱんさんがやってくれるんだったらお願いできますか?と言ってくれて、決まりました。
―― 店舗設計施工をクレアワークスにご依頼いただいた経緯を教えて教えていただけますでしょうか?
パン屋のテラス改装の時からの付き合いですね。
ちょうど自分の同級生が飲食店のリテールメンテナンスをやっているんですよ。
その人にテラスを改造したいと相談したら、紹介してくれたのがクレアワークスさんだったんです。
こんな近いところに工務店があったんだと思って、今度何かあったら絶対クレアワークスさんにお願いしようと思ってました。
向島店の棚の入れ替えや立花店のクロスと床の張り替え、トイレの模様替えもやってもらいました。
とにかくセンスが良いなと。それが決め手です。
―― 施工時のこだわりを教えてください。
初めは色々と構想があったのですが、一回白紙になりました。
というのも、話を進める中で「実はこういうのがあるんです」と、でっかいドリンクバーがあることを教えてもらって。
実際に見てみたくて、遠方まで調査しに行きました。これは共有しないとわかってもらえないと思い、電気屋とクレアワークスの山崎さんにもついてきてもらいました。
かめぱんカラーが緑なので、いろんなところに緑を散りばめてもらったり、ファサードは全体をガラスにして扉だけ木にするという、一般的なお店とは逆にしているのもこだわりポイントです。
―― ここのお店がオープンしたらどういうお店にしたいですか?
うちの会社の理念では『人づくり、街づくり』を謳っています。
パンはすべて機械じゃなくて人の手でつくっているので、やっぱりつくる人の人間性を高めていかないと。お客様にベクトルをあわせていかないと。そこがやっぱりすごく職人って難しくて。そこを謳うことによって、自分たちが作りたいものじゃなくて、お客様が喜んでもらえるものを作っていかないと駄目だよね。というのをずっとやってきたんですよ。
その延長線上で、街づくりも視野に入れていて、地域のコミュニティになるといいなという想いもあって、テラスも改造しました。
お腹空いたからかめぱん行こう!
「地域の台所」みたいな場所になっていけたらと思います!
たまたまパンを買いに来たお客様同士で「あら!久しぶり!元気?」と声を掛け合っている場面をよく見かけるんですよ。こういう出会いが生まれる場でもあるので、街づくりに一役買えているのかなと思います。
かめぱんでは、地域を盛り上げようという意味でコラボを積極的にやったりもしています。
この店も、街のつながりを生む場になったら嬉しいです。
■クレアワークスについて
私たちは、新たな空間・至福の空間・感謝の空間 の3つの空間づくりを目指し、全ての事業を通じて地域の活性化に貢献できるよう努めています。自社オリジナルブランドの店舗運営では、常に話題性を意識してブランディングすることで人を集め、地域の活性化に繋げます。
設計から施工までの全工程を自社で行っているため、お客様のニーズに柔軟に対応することが出来ます。 一時的なトレンドではなく、永続的な価値を生み出すために市場や流行を見極め、最高の結果を提供します。主軸 の建設事業の他にも「人が集まる空間づくり」をテーマに、自社オリジナルブランドの店舗運営や宿泊施設の運営も行っています。
東京都墨田区向島3-39-9
最寄駅:東武スカイツリーライン 曳舟駅
東京スカイツリー駅
東京メトロ 押上駅