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おしゃれな民泊で高稼働!おしゃれな民泊に仕上げるための3つのポイント

民泊における部屋の内装は、宿泊先を探しているユーザーにとって部屋の印象を決める大きなポイントとなります。そのため、最近ではインスタ映えするようなおしゃれな内装の物件が人気の傾向にあります。

しかし、おしゃれな物件にするためにはどうしたら良いか分からない人も多いでしょう。

おしゃれなコンセプト民泊が国内利用者に人気⁉

民泊と聞くと以前は古い家や田舎にしかないイメージでしたが、近年は古民家をおしゃれにリノベーションした物件や写真映えするような施設が増えています。

たとえば、昔ながらの雰囲気を残しつつも現代風にアレンジされていたり、「北欧風」や「アジアンテイスト」などコンセプトをしっかりと作り込んでいるなど、さまざまな工夫がされています。

魅力的な物件はTwitterやInstagramで拡散されバズることも多く、若者を中心におしゃれな民泊物件が人気を集めています。

宿泊者がSNSに写真を投稿することで物件の認知度が上がるだけでなく予約率や集客率アップにも繋がるため、内装のおしゃれさは重要となるのです。

おしゃれな民泊にするためのポイント

部屋のレイアウトを考える際に、おしゃれな造りにするにはどうしたら良いか分からない人も多いでしょう。

ここでは、内装を決める前に事前に考えておくべきポイントをご紹介します。

ターゲットを明確にする

まずはターゲットを決めましょう。家族連れや友人同士、カップルやビジネスマンなど、物件の大きさや立地も踏まえながら考えます。

たとえば、家族連れであればポップであたたかみのある雰囲気に、仕事をしながら滞在したい人向けであれば仕事をしやすいスペースを作ることも大切です。

ターゲットがはっきりすればどのような部屋作りが喜ばれるかを考えやすくなります。

もし外国人観光客を想定するなら日本っぽさを感じられる部屋だと喜ばれるでしょう。幅広い層をターゲットにするのも良いですが、どういう空間を求めてやってくるのかというのを明確にイメージできるように、年代などの具体的なペルソナ像を設定することが重要です。

物件の強みを最大限に活かす

建物の立地や周りの環境などの特徴を活かすことが最大の差別化となります。山や森がすぐそばにある場合は木を基調としたログハウスのような部屋にしたり、海の近くであれば青を使ってマリンスタイルの部屋にするなどして、物件の強みをうまく活かしましょう。

駅近の物件は「好立地」や「利便性」というのがそもそもの強みです。そこに過ごしやすさとおしゃれさが加われば宿泊者の満足度もさらに上がり、稼働率アップにも繋がるでしょう。

観光地やお寺、神社などが近くにある場合は和の雰囲気でまとめたり、その土地ならではのモノを取り入れることで他とは違う内装作りができます。

ただおしゃれにするだけではなく、物件の強みと掛け合わせることでより良い空間を提供することができます。

宿泊以外の付加価値を提供する

値段や立地条件だけでなく「ここに泊まりたい」と思わせるような付加価値を提供することも非常に大切です。

ラグジュアリーな雰囲気や海外風のコテージなど「非日常感」を味わえる空間にすることも付加価値のひとつです。テラスでBBQができるようにしたりお風呂を高級感のある造りに変えることで、たとえ短い日数でも心に残る体験ができます。

最近ではプロジェクターを備えている物件も増えてきており、映画鑑賞やゲームもできるよう完備しておくと友人同士や家族連れに喜ばれるでしょう。

駅から少し遠い場合は送迎のサービスをつけたり、1日1組限定にして地元の食材を使った朝ごはんを提供したりするなど、おもてなしに力を入れるのも工夫の一つです。

おしゃれな民泊で成功した物件事例

では、強みや付加価値を活かして実際に成功している事例をご紹介します。部屋の内装はもちろん、コンセプトや稼働状況なども取り上げているのでぜひ参考にしてください。

ターゲット

この物件は宿泊可能な人数が最大8人であることから、20代の友人同士で来るグループと家族連れをターゲットにしています。

また、立地が都内ということもあり週末だけでも宿泊できるため、都心や東京近郊に住んでいる人たちがターゲットがメインターゲットとなります。

20代はTwitterやInstagramの利用率が高い世代であるため、SNSに写真を載せる可能性が高いと考え、拡散され時により多くの人の目に留まりやすいような映える内装づくりを意識しました。

物件の強み

この物件はグランピングをコンセプトにしており、わざわざ遠出をしなくてもアウトドアの雰囲気を味わえるのが強みです。インスタ映えするような内装になっており、思わず写真を撮りたくなってしまいます。

また、押上駅から徒歩10分と好立地なのも強みのひとつです。駅から徒歩圏内であれば車がなくても気軽にアクセスできるため、車を持っていない人でも交通手段がネックになることはありません。

駅チカということもあり、周りにスーパーやコンビニもあるため利便性にも優れています。歩いて20分ほどのところには銭湯もあるのでシャワーだけでなく湯船に浸かりたい人は銭湯へ行くことも可能です。

さらに、窓からスカイツリーが見えるのもこの物件ならではの魅力です。

物件の付加価値

ハンモックやハンギングチェア、木の椅子、ウッドチップなどアウトドアを感じられるアイテムがたくさんあり、細部にまでこだわっているためまさに「非日常感」を味わうことができます。

ベッドもただ並べるだけではなく、大きなテントを貼ったり木の滑り台をつけることで他では味わえない特別感を演出しました。スペースも広く、プロジェクターで映画鑑賞をすることも可能なので大人数でのパーティーにも最適です。

プロジェクターを使って映画を観たり置いてある雑誌を読んだり、泊まる人が好きなように過ごすことができるのも魅力のひとつです。

この物件は宿泊する際の快適さはもちろんのこと、「非日常」という付加価値もしっかりと提供しています。

現在の稼働状況はコロナ禍で民泊オーナーが苦しんでいるなか、おしゃれな物件にすることで稼働率が現段階で50%以上は確保できております。外国人旅行客が復活すれば80%、90%も目指せます。

まとめ

民泊において部屋の内装は物件の印象を大きく左右する重要なポイントとなります。内装を自由に決められる反面、事前にコンセプトを決めておかないとターゲットがぶれてしまい、内装づくりがスムーズに進められないでしょう。

おしゃれな部屋作りにはターゲットの明確化や物件の強みを活かすことが重要となります。そのためには、想定するターゲットのニーズを満たすようなおしゃれさと快適性のバランスを保つ必要があります。

また、その物件でしか体験できない付加価値が提供できれば自ずと稼働率アップにも繋がっていくでしょう。

本記事を参考に、宿泊客が「とても良かった」「また来たい」と思うような魅力的な民泊の部屋作りを目指してください。

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